EcoSea 日本法人設立

~産業レベルの養殖にソリューションを提供いたします~

2018年8月20日

チリ法人EcoSea Farming SpAはこの度、100%子会社の日本法人EcoSeaを設立致しました。

EcoSea Farming SpAは、耐久性、防汚性などさまざまなメリットを持つ銅合金網UR30ST*を使用した生け簀のシステムをデザインし運用技術を持つチリの会社で、特に沖合での沈降式生け簀では世界的にもユニークな技術を保有しております。EcoSeaは沈降式技術を含め、銅合金網を使用した環境にやさしく、持続可能な生け簀のシステムを、日本を始めアジアを中心としたお客さまに、現地事情に合ったご提供を通じ、養殖事業の効率化、高品質の魚の最大限の生産へのサポートを致す所存です。

目下、日本国内でデモンストレーションセンターを計画中です。

 

EcoSeaは今後養殖事業を営むお客さまにJA三井リースによるリースのパッケージを含めメリットのあるソリューションとサービスを提供するよう努めてまいります。

 

以  上

 

新会社名  : EcoSea

本社所在地: 556-0011 大阪市浪速区難波中2-10-70 なんばパークスタワー19F

電話:06-7662-8931 Fax: 06-7662-8701

代表者   : クレイヴン・クレイグ

www.ecoseafarming.com

*三菱伸銅社製品

2017年12月30日

EcoSea Farming SpAのサーモン沿岸養殖用海上生け簀システムが、このほどJA三井リース株式会社(JAML)による取得に至り、EcoSeaはリースに連携して管理と保守を継続して行います。

当生け簀はチリ国営コデルコ社の連結子会社が所有していたもので、EcoSeaのCEO クレイグ J クラーベンによると、生け簀のリース事業が開始されたことにより世界的に当社の技術を提供できる布石となり、魚の品質向上、環境の改善、養殖の収益向上につながるとし、JAMLとの長期にわたる連携に期待しています。

EcoSeaは環境にやさしく、養殖持続可能な海洋養殖の解決策を提案し、養殖場の収穫と収入を大きく改善することをお約束している会社です。

EcoSeaの技術は、銅合金の生け簀、モニター用機器、給餌システムなどの周辺機器類およびシステムを長く使っていただく為の保守・点検サービス、収穫、取り扱いの方法などを提供し養殖場の運営、数値的な改善をサポートいたします。

JAMLによる今回の生け簀システム取得はチリ国内で数あるリース案件の中で初めて実現したケースで、金融パートナーとしてEcoSeaと連携し今後、銅合金の養殖システムの世界的な展開を目指しています。EcoSeaはビジネスパートナーを得、独自の製品と技術のさらなる強化に努める所存です。

この記事に関するお問い合わせ先:  [email protected]
当社websiteをご覧ください:www.ecoseafarming.com

 

火星に似たところがあり、最も古く、最も乾燥した砂漠と考えられているチリのアタカマ砂漠があるアタカマは海洋養殖のユニークな実験場の本拠地です。
ここではCORFO(Corporación de Fomento de la Producción de Chile-チリ産業開発公社)が後援するチリ政府の資金でEcoSea により2つのプロジェクトが行われました。
最初のプロジェクトは2013年1月から2014年8月まで、2回目は2016年1月から2017年11月までそれぞれの期間に行われ、2回目のプロジェクトでは1トン以上のヒラマサ(seriola lalandi)の収穫があり、チリだけではなく世界的な消費の将来性がある資源として期待されています。9メートルの波の高さ、2ノットの潮の流れがある環境の沖合用にデザインされ銅合金の網を装備した沈降式の養殖用生け簀の技術は、EcoSea が開発したものです。
Chañaralの南30km、Flamenco沖で岸から2.8km離れた場所に係留し4年以上にわたり行われていた操業では、2014年、2015年にIquique, Coquimboの近郊で発生したマグニチュード8の地震によるチリ北部で発生した津波を克服することができました。システムは数分で簡単に沈降、浮上するため、津波により膨れ上がった海からの衝撃を受けることはありませんでした。
オペレーションマネジャーのハビエル・タピアは、「当社の技術以上に沖合での技術を実証するものはありませんが、このシステムもまだ改善の余地があり、2018年中には調整し補完します」とコメントしています。
Flamencoのプロジェクトの責任者でセンター長のガブリエル・オリバレスによると、チリ北部での魚の養殖と肥育は付着物が非常に多いため従来型のネットの生け簀ではほぼ不可能とのこと。従来型のネットでは作業が多すぎ、波が荒い環境では安全の確保が難しい。従来型の網より汚れがつきにくく、自然の力に耐える銅合金網はこれらの問題を解決するのに適していると主張しています。
当プロジェクトでは、ヒラマサがチリの北部での養殖に大きな可能性を提供し、取り扱いに対して高い耐性を示し、17℃以上の水温であれば生育も良いという結論が得られました。

EcoSea は、2017年8月23日~25日に東京で開催されるジャパン・インターナショナル・シーフードショーに出展いたします (ブース番号 32~24)。

EcoSea は、直径 30m の潜水式生け簀からなる新しいセンターを西日本で立ち上げます。 システムは、年中無休での監視および給餌体制で完全に自動化されます。 生け簀は、ほぼ常に水中に置かれ、水面に出るのは保守管理目的のみです。 このサイトは強烈な台風のやってくる場所でもあることから、生け簀を水中に置くことで損傷から保護します。沿岸に設置されるため、周囲のエリアを傷つけることなく高品質の生け簀環境を確保できるようになります。 台風の存在により、波が荒いときには港に停泊させることができる、取り外し可能な給餌システムが必要になります。

西日本の小さく静かな村、周囲の山々から蒸気が立ちのぼり、天然のミネラルを含む熱いお湯が流れ込む村の温泉には、その良さを知って訪れる人々の体を癒やします。 風呂からは、きらめく海で作業用のボートが生け簀から生け簀へと移り、何世代にわたり行ってきたのと同じように魚の様子をチェックしているのが見えます。 しかし、ここでは変化が起きているのです。この小さな村の養殖は、最先端の養殖テクノロジーの最前線にいます。 30 基の生け簀の中で、一般的な化繊網や従来型の金属性の網の代わりに、銅合金製の網を使用したユニークなものが2基設置されています。


EcoSea Farming の銅合金製の網

違いは、生け簀を真上からのぞいて見ると明らかです。金色の網が、海中に消えるまで確認できます。 隣接した生け簀は、従来型の網を使用しており、付着物で黒くなっています。これにより、水の流れが悪くなり、魚が閉じ込められてしまいます。

ここにある2基の銅合金網生け簀は、養殖生産にを使用するメリットを示すためのデモンストレーションとして設置されているものなのです。

日本は、高齢化が進んでおり 若い人の多くは、都市部の魅力や華やかさにあこがれ、肉体労働の従事や小さな静かな村に住むことにはほとんど興味を持ちません。 このトレンドこそ、高齢者と少数のスタッフでいかに世界に魚を供給するかの方法を養殖事業者が学ばなければならない理由のひとつなのです。 EcoSea の銅合金網養殖生け簀により生け簀の保守管理に必要な作業時間を削減。潜水作業頻度を減らし、網のクリーニングは事実上過去のこととなります。 養殖事業者は、何年も行ってきた網の洗浄や交換作業の代わりに、収穫量の増加へと集中して取り組むことができます。 このデモンストレーションで使用しているのは、EcoSea の技術の一部だけですが、EcoSea の技術の付加的な導入により、生産高を上げながら人材確保の必要性をさらに低減し、より優れた安定的な品質の製品を生産し、事業収益を上げることができます。 この環境で育成された魚の質は、国際的な認証要件に合致しそれをはるかに上回るため、海外への供給の可能性が増加し、純輸入国から世界各地への高品質の水産物の主要輸出者へと日本を変えていくでしょう。

EcoSea は、日本の養殖産業を、より良いものへと変革したいと考えています。 当社のビジョンには、、環境的に持続可能な方法で最高品質の水産物を算出する大規模な沖合沿岸システムを使用する養殖事業者が含まれます。 西日本の小さな村に設置された 2基の小さな銅合金網生け簀は、世界中の台所が日本で生産された高品質の魚で満たされる方法を生み出すという、 EcoSea の夢に向かう最初の一歩にすぎません。

デモンストレーションの結果


この図は、銅合金網生け簀 (A1) と金属合金網生け簀 (E6) を対照比較した結果を表したものです。 デモンストレーションでは、すべて同じサイズ (10m X 10m X 8m) の 2 つの試験用生け簀と 2 つの比較対照用生け簀、合計 4 つの生け簀が使用されました。結果はすべて、この図で選択された 2 つとほぼ同じでした。 試験期間は、2016 年 11 月から 2017 年 5 月まで。2016 年 11 月に、それぞれ約 2.5 Kg の Seriola quinqueradiata (ブリ) を生け簀に入れ 2017 年 5 月の収穫時の重量は、それぞれ約 5.5kg でした。エサはこの種用に特別に設計されたペレット (EP) を使用。A1とE6の比較では、比成長速度 (SGR) で約 40% の改善が見られ、累積死亡率が約 45% 低減しています。飼料効率(増肉係数) (FCR) においても、かなりの改善が見られました。

このデモンストレーションでは、2基の生簀の網だけを従来の金属製網の代わりに銅合金網へ切り替えるだけで、かなり改善されることが確認されました。今回EcoSea の他の技術は一切使っておりませんが、EcoSea Farming のシステムとテクノロジーを組み合わせることにより、生産高を著しく改善することができます。